HyGear B.V. (Netherland)
ハイギア社 (オランダ)
2002年創業の水素技術の先駆者、オンサイト水素生成の世界的マーケットリーダー
オンサイト水素テクノロジーの第一人者として20か国以上の顧客に、生産現場で信頼性が高くコスト効率の良い水素またはバイオ水素を供給する水素製造装置など、すべての技術を一元的に提供しています。
詳細は輸入代理店の太平貿易へお問い合わせください。
(化成品機器部門)
水素製造装置「Hy.GEN」
HyGearは、高収率の水蒸気メタン改質(SMR)技術に基づいて、10N㎥/hから最大1000N㎥/hの範囲の小規模オンサイト水素およびバイオ水素生成システムを提供しています。
Hy.GEN®によるオンサイト水素供給により、供給の信頼性が向上し、コストが削減されます。Hy.GEN®システムは、再生可能天然ガス(RNG)またはバイオメタンからバイオ水素を生成することもできます。カーボンキャプチャと組み合わせると、カーボンネガティブの水素生成が実現します。
水素発生装置「Hy.GEN」シリーズの主な仕様
モデル | Hy.GEN コンパクト | Hy.GEN ミディアム | Hy.GEN ミディアムプラス | Hy.GEN グランド |
| 公称水素流量* | 最大47 N㎥/h | 最大94 N㎥/h | 最大141 N㎥/h | 最大500 N㎥/h |
| 水素純度範囲 | 99.5%-99.999% | 99.5%-99.999% | 99.5%-99.999% | 99.5%-99.999% |
| 圧力範囲 | 1.5-7.0 bar(g) | 1.5-7.0 bar(g) | 1.5-7.0 bar(g) | 30.0 bar(g) |
| 公称消費量 | ||||
| 天然ガス/バイオメタン | 最大23N㎥/h | 最大46N㎥/h | 最大69N㎥/h | 最大150N㎥/h |
| 電気 | 14.5kW | 26.0kW | 29.5kW | 512kW |
| 水 | 100L/h | 200L/h | 300L/h | 700L/h |
| 寸法 | ||||
| サイズ | 20ft | 40ft | 40ft | 40ft +スキッド |
| 重量 | 7,300kg | 12,000kg | 15,000kg | 20,000kg |
*水素純度によります。
蒸気メタン改質 (SMR) 技術
HyGearのHy.GEN®では、水蒸気メタン改質技術が採用されています。これは、水素とバイオ水素を生成するための高収率テクノロジーです。廃熱から生成された蒸気(H2O)は、脱硫ガスに加えられ、改質器に送られます。改質器の熱と触媒特性により、次の反応が起こります。
CH4 + H2O -> 3H2 + CO
残りの一酸化炭素は、水性ガスシフト(WGS)アセンブリで変換され、さらに水素が生成されます。
CO + H2O -> CO2 + H2
ガスは圧力スイング吸着(PSA)に入り、そこで吸着特性の違いを利用して、高圧下で水素が他のガス種から分離されます。浄化された水素はバッファー容器に保管され、産業用ガスまたはエネルギー源として使用できます。
ガスリサイクルシステム「Hy.REC」
Hy.RECは、板ガラスの生産工程から窒素と水素の混合ガスを回収し、ガラス製品の品質を向上させる最適なコンテナ化ソリューションを提供します。
この技術は、電力消費を最小限に抑えるという観点から特別に設計されており、高い経済的収益率と二酸化炭素排出量の削減を実現します。
さらに、HyGearは統合された水素製造ユニットとガス混合ステーションを提供し、あらゆるガス管理ニーズに対応する完全なワンストップソリューションを提供します。
ガスリサイクルシステム「Hy.REC」の主な仕様
モデル | Hy.GEN コンパクト |
| 流量* | 最大700N㎥/h |
| 温度 | 450℃まで |
| 混合ガス | 窒素中の1～10％の水素 |
| 消費量 | |
| 電気 | 最大38.5kW |
| 寸法 | |
| サイズ | 40ft |
| 重量 | 23,000kg |
*水素純度によります。
主な利点
- 環境負荷の低減とガス使用量の低減による大幅なコストダウン
- ガラス製品品質の向上
- 投資高収益（ROI）
- ガス供給の信頼性時向上
- ガス混合ステーションとの統合
- 自律動作
- 各種フロート板ガラス製造ラインとの統合が容易
「Hy.REC」の技術
混合雰囲気調整
ほこりや汚染物質は、加圧や冷却などの前処理手順に影響を及ぼします。調整システムでは、先進技術により、エネルギー損失を最小限に抑え、システム全体の長期にわたる安定した動作を確保します。
温度スイング吸着 (TSA)
排気ガスはTSAに入り、乾燥されます。水分の除去は非常に重要です。ガス中の水分がスズと反応してガラス製造工程に欠陥が生じる可能性があるためです。
