可変焦点深度(DOF:Depth of focus)ベッセル対物レンズは、シングルモードのガウスビームを空気中で2µmのウエストサイズを持つ狭いスポットに焦点を合わせるための、回折ベースの光学モジュールです。

このレンズは、0.08mmから1.5mmまでの範囲で可変の焦点深度(DOF)を持ち、調整範囲全体で一定のスポットサイズを維持します。そのため、異なる厚さのガラスを切断し、同じ切断品質を維持する必要があるシステムに最適です。

通常、可変DOFベッセル対物レンズは、近赤外波長範囲(1030-1080nm)で使用され、ガラスのレーザー切断用途に適しています。薄いガラスから厚いガラスまで切断することが可能です。

また、緑色波長(515-532nm)のバリエーションも提供しており、必要に応じて他の波長向けのカスタムオプションもご用意できます。